患者さんのブログ | C型肝炎専門ドクター【症状・対策・感染経路・予防・治療に関する情報】

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福田衣里子さんのブログ

インターネットを利用すると、いろいろな情報がたくさん入ってきて、知りたいことをすぐに調べることができます。
最近では、子供やお年寄りもインターネットを楽しむようになり、ほんとうに幅広い年代の人々が情報を得ることのできる時代になりました。

C型肝炎についても、検索すれば、どんな病気かなどこまかくわかるホームページを簡単に見ることができます。
その中にはもちろん、C型肝炎とたたかっている患者さんたちのブログも数多くあります。
福田衣里子さんも、そんなブログを書いている患者さんのひとりです。

福田さんは薬害C型肝炎訴訟の原告です。
1980年に生まれ、20才のとき、自分がC型肝炎であると知りました。
生まれてまもなく、血液交換をするときに血液製剤クリスマシンを使用したことが原因でした。
クリスマシンとは、血友病治療のための薬剤ですが、小児医療に適応されていなかったのにもかかわらず、使用されていたものです。
このことを新聞で読んだ福田さんは、両親のすすめで検査を受け、C型肝炎に感染していることがわかったのです。

福田さんは、ブログにC型肝炎の治療のつらさ、そして患者本人にしかわからないさまざまな苦しみをつづっています。
薬害C型肝炎の被害者である事実、また、実名の公開を決断するまでには、私たちの想像が及ばないほど悩んだことと思います。
しかし、九州訴訟での福田さんの意見陳述を読むと、そのポジティブな考え方や、姿勢に感心してしまうのです。

C型肝炎は、日常生活のなかでは感染しないということを広く知って欲しいということ。
そして、福田さんと同年代の人々が、彼女を見てC型肝炎検査を受けようと考えること。
そんな二つの思いを抱いて、勇気をもって声をあげた福田さんの姿は、彼女のブログをも通じて、たくさんの人の心にきっと響いているのではないでしょうか。